展示会場
Embassy Gallery



「ニッ ト & ウール」展

〜スウェーデンから届いた二つの物語〜



スウェーデン大使館(東京)のギャラリーは、左図のように細長い空間となっています。入口の重いドアを開けて館内に入ると、右 手の受付の奥に展示会場があります。

入口近くが、二つの物語「ニット&ウール」のニットの部分です。
ブリット・マリー・クリストフェションによる、 スウェーデンの伝統ニットパターンとセーターが、壁面(1〜4)と2つの木製の展示枠に展示されています(左図1〜12)。

細長いギャラリーの奥の方に、二つ目の物語、ウールの部分が展示されています。
オステルヨートランド羊毛紡績が 過去30年間につくってきた製品が展示されています(左図13〜26)。



ブリット・マリーとウッラ・カーリン
ブリット・マリー・クリストフェション(左)とウッラ・ カーリン・ヘルステン

伝統パターン

1

Wall 1
(右より)
枠1(上) 枠2(下):  ヘル シングランド地方オヴァンオ ケル地域の男女用セーター
枠3(上) 枠4(下):  ヘルシングランド地方ユース ダール地域の男性用セーター
枠5(上) 枠6(下):  ヘルシングランド地方イェル ヴソ地域の女性用セーター
枠7(上) 枠8(下):  ヘルシングランド地方ユース ダール地域の女性用セーター
   枠9:     ヘルシングランド地方 フォッシャ地域の女性用セー ター


2
展示#2
(左より)
枠10: イェムトランド地方ハ リエダーレン地域の男性用 セーター 、靴下
枠11: イェムトランド地方 フォッシュの靴下 、イェムトランド地方の靴下
枠12: マッタ・スティーナ・ アブラハムスドッテルのセー ター
枠13: 4マッタ・スティー ナ・アブラハムスドッテルの掛 け布団

3
展示#3
(左より)
枠14: スコーネ地方の女性用 セーター
枠15: スコーネ地方の紺色の 女性用セーター
     スコーネ地方オクセイハーラドの女性用セーター
枠16: スコーネ地方の女性用 セーター
     スコーネ地方ルッグウッデハーラドの女性用セーター
枠17: スコーネ地方の花婿の 靴下


3
展示#3右
(左より)
枠18: ハッランド地方トンネ ンシェ教区の女性用セーター
枠19: ハッランド地方ヒスフ ルト地域の男性用セーター
枠20: ハッランド地方の男性 用セーター
枠21: ハッランド地方トンネ ルシェ地域の男性用靴下

4
展示#4
(左より)
枠22: ボーヒュース地方ソテ ネースのクングスハムン教区 の男性用セーター
枠23・24: ゴットラン ド島のパターン
枠25: ゴットランド島の靴下
枠26: ダーラナ地方ガグネフ 地域の女性用セーターの袖
枠27: ダーラナ地方フローダ 地域のセーターの袖
枠28(上) 枠29(下):  ダーラナ地方エンヴィケ ン地域のセーターの袖
枠30: ショールの部分

5
展示#5

セーター#1 (上: ガーランド、Garland) 

セーター#2 (下: )


6
展示#6

セーター#3 (上: あけぼの、Dawn)

セーター#4 (下: フォレスト、Forest)


7
展示#7

セーター#5 (上: ハト、Dove)

セーター#6 (下: )



8
展示#8

セーター#7 (上: レインボー、Rainbow)

セーター#8 (下: スター、Star)


9
展示#9

(左より)
枠31: ヘルシングランド地方 ビュルオケル地域の男性用 セーター
枠32: ヘルシングランド地方 デルスボ地域の男性用セー ター

10
展示#10

セーター#9 (上: ジョリー、Jolly)

セーター#10 (下: カドリール、Quadrille)




11
展示#11

(左より)
枠33・枠34: ヘルシン グランド地方ビュルオケル地 域の男性用セーター


12
展示#12

セーター#11 (上: )

セーター#12 (下: )

注) 名前のあるセーター8点は、SWEDISH SWEATERS に詳しい編み方が掲載されています。


イーヴァション


13

展示#13

 アコーディオン編みの帽子とベスト


14
展示#14

 多色染め毛糸

上段: 左より 
コセヤーン2、インガ2、ダークキャラメル5、ライトキャラメル4、カーリン4
下段: 左より
インゲラ2、スティーナ2、ソノコ3、ボリエ2、アントン2、海2、アルヴァ2、ウッラ2

編地サンプル 左より
海、ボリエ、アルヴァ、ウッラ、カーリン、インゲラ、ソノコ、コセヤーン、インガ

15
展示#15
 単色の毛糸  (27色 左より)
1段目: ライムグリーン、サンイエロー、オレンジ、ハマナス赤、フクシア、ピンク、プルーン、
     ウルトラブルー、ジーンズブルー
2段目: マリンブルー、矢車草、ダーラナブルー(セリア青)、スカイブルー、
     淡いブルー(セリア薄青)、藍色(セリア濃い青)、ヒスイ、森のグリーン、淡い緑
3段目: 白、ホワイトグレー、ライトグレー、グレー、濃いグレー、黒、モグラ茶、
     オリーブグリーン、茶(SRB牛茶)

ペルスウール 4段目 (13色 左より)  淡い緑、 青、矢車草、暗い紫、淡い青、紫、
     ワインレッド、モグラ茶、柿色、赤、オリーブ、黒、ナチュラル

16
展示#16

 リング編みのセーター 2点

 デザイン: ブリット・マリー・クリストフェション


17
展示#17

 羊の毛布

1992年より織り始められ、1994年にスヴェンスク・フォルム賞を受賞。1997年、スヴェンスク・フォルム受賞作品を紹介する展示会が東京で開催さ れ、オステルヨートランド羊毛紡績が初めて来日しました。その後、生産量の約半分を日本に輸出されるまでになっています。

 グレー サイズ:大 (約130 x 215cm)

 黒 サイズ:小 (約73 x 95cm) 子供用、大人のひざ掛け用


18
展示#18

 牛の毛布

 デザイン: 籾山孝雄

 2000年、スウェーデン大使館(東京)で開催された「いつでもウール」展で紹介された。

19
展示#19

 DoRedo ディレデュ プロジェクト

2004年に東京とスウェーデン各地で、展示会とワークショップを開催したプロジェクト
4プライの太い毛糸、DoRedo毛糸も作られた。

20
展示#20

 ペルスウールのセーター

 ボビンレースのテクニックを使用
 デザイン: シャスティン・ヘーグルンド


21
展示#21

 ヴァドマル(ウール100%生地)

ジャケット(黄) デザイン: ウッラ・カーリン・ヘルステン
ケープ(赤)と帽子 デザイン: カタリーナ・オレーニウス

クッション(緑) デザイン: インゲル・アンデション
クッション(黒白) デザイン: アンマリー・ニルソン インターシア技法による


22
展示#22

 シルクエ毛糸

スウェーデン産ウールと中国産シルクを混紡した毛糸、スカラボリーとオステルヨートランドの手工芸協会による共同企画(1987年)。

 カラーバリエーションとニットデザイン: アンマリー・ニルソン


23
展示#23

 フラムシグ毛糸

絣(かすり)の糸染めテクニックを取り入れた毛糸 1990年

 ニットデザイン: アンマリー・ニルソン


24
展示#24

 毛布 微光 Skimmer

 デザイン: ウッラ・カーリン・ヘルステン


25
展示#25

オンブレ毛糸

単色の毛糸作りが軌道に乗った後、白からグレーへと変化する毛糸を作るプロジェクトに取り組みました。出来上がったオンブレナチュラルに染色することによ り、レッド、ブルー、グリーン、ローズが増え、計5種類になりました。

セーター(左): オステルヨートランド デザイン: ヘレン・バックルンド
 (右): ストライプ デザイン: ブリット・マリー・クリストフェション

26
展示#26

レネモ毛糸とヴィーシュ毛糸

オステルヨートランド羊毛紡績が初めて作った毛糸は、ナチュラルトーンのカラーバリエーションを持つ3プライの毛糸で、近くの村の名前をとったレネモ毛糸 でした。その次に作ったのが、2プライ(双糸)のヴィーシュ毛糸で、名前の近くの湖にちなんでいます。

セーター(左): バイシクルセーター デザイン: レーナ・グンナション
 (右): ルーセコフタ デザイン: エリノール・ストローム


注) オステルヨートランド羊毛紡績が現在も製造・販売しているは、次のとおり です
  • 展示#14 多色染め毛糸13種類
  • 展示#15 単色の毛糸 27種類、ペルスウール 13種類の他、オンブレ毛糸 5種類
  • 展示#17 羊の毛布 サイズ大、小
  • 展示#19 ディレデュ毛糸22種類
  • 展示#21 ヴァドマルのジャケットやベストなど(スウェーデンにて受注生産、オステルヨートランド羊毛紡績をご訪問の際にお問い合わせください)
  • 展示#26 ヴィーシュ毛糸(展示#15 の単色の毛糸と同じものです)
これ以外は展示用サンプルで、販売しておりません。

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