早朝、国際宇宙ステーション(ISS)が東の空を通過
してゆきました。
薄い雲がかかっていたので、星はわずかに、
しし座のβ星デネボラ(画面上部のISSの上のほう)、金星(ISSの下、画面下部の家と家の間)が確認できるだけでした。 Stellariumという天文ソフトで、ISSの軌道を確認できます。ISSが地球の影に入っていない、日の出前と日没後の数時間に見えるようです。 太陽との位置関係によって、みかけの明るさはだいぶ変わります。金星よりも明るく見えるときもあれば、2等星くらいのときもあります。 |
昨日は新月、今日は月齢1の細い月です。天空における月の動きは遅いので、1日で約15度太陽から離れています。1日月は細く光も弱いので、太陽が地平線
に沈まないと見えません。日没後1時間ほどで月も地平線に没してしまいます。西の地平線付近には雲がたくさんあったのですが、流れてゆく雲間に撮影できま
した。 1日月は1年で12回ほどしかなく、天気が悪いと見えませんから、運が良ければ見えるという珍しいものですね。 札幌の冬は今年も遅いようですが、市街地西方の手稲山(1,023m)、白井岳(1,301m)、余市岳 (1,488m)、朝里岳(1,281m)など、標高が1,000mを越える山に積雪が見えました。冬はもうそこに。 |