(写真をクリックすると閉じます)
ISS
国際宇宙ステーション (撮影: 2012.11.15 4:28AM f=20mm F4 13sec ISO100)

 早朝、国際宇宙ステーション(ISS)が東の空を通過 してゆきました。 薄い雲がかかっていたので、星はわずかに、 しし座のβ星デネボラ(画面上部のISSの上のほう)、金星(ISSの下、画面下部の家と家の間)が確認できるだけでした。
 Stellariumという天文ソフトで、ISSの軌道を確認できます。ISSが地球の影に入っていない、日の出前と日没後の数時間に見えるようです。 太陽との位置関係によって、みかけの明るさはだいぶ変わります。金星よりも明るく見えるときもあれば、2等星くらいのときもあります。

細い月
月齢1の細い月 (撮影: 2012.11.15 16:42 f=500mm Ref. 1/50sec ISO1600)

  昨日は新月、今日は月齢1の細い月です。天空における月の動きは遅いので、1日で約15度太陽から離れています。1日月は細く光も弱いので、太陽が地平線 に沈まないと見えません。日没後1時間ほどで月も地平線に没してしまいます。西の地平線付近には雲がたくさんあったのですが、流れてゆく雲間に撮影できま した。
 1日月は1年で12回ほどしかなく、天気が悪いと見えませんから、運が良ければ見えるという珍しいものですね。

 札幌の冬は今年も遅いようですが、市街地西方の手稲山(1,023m)、白井岳(1,301m)、余市岳 (1,488m)、朝里岳(1,281m)など、標高が1,000mを越える山に積雪が見えました。冬はもうそこに。

手稲山の雪
手稲山 山頂付近に雪 ふもとは紅葉 (撮影: 2012.11.15 f=150mm 1/125s F9 ISO2800)

西の雪山
手稲山の西方の雪の積もった山 (撮影: 2012.11.15 f=300mm 1/100s F9 ISO3200)
写真中央遠くの雪の山は余市岳(1,488m)、手前左のとがったのは銭函天狗山(536m)

2日月
2日月 (撮影: 2012.11.16 17:10 f=300mm 1/20s F5.6 ISO3200)
昨日に続いて雲間に、月齢2の細い月を撮影できました