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窓の外の雪
春の雪 (撮影: 4月19日)

南の方では25℃を越える夏日もあ るようですが、ここ札 幌は、また雪です。といっても、うっすらと白くなるくらいで、気温もプラス、道路に落ちた雪はすぐにとけてしまいます。4月11日に夏タイヤに交換 済みですが、走行には支障がないでしょう。明け方からの雪は朝8時頃にはやんで、太陽がでてきました。日中にも降るのかな、冬のような寒波が日本列島をお おっているようですね。寒暖の差が激しいので、お身体を大切に。寒いときは、ウールがありがたいですね。

4月19日8時40分ころ、数ミリの大きさの霰(あられ)がふりました。天気図では、北海道東海上に低気圧、大陸に高気圧があり、等圧線は南北にはしり、 西高東低の冬型の気圧配置になっています。天気図には前線はありませんが、勢力の強い寒気団に覆われていて、大気中に乱れがあるようです。今は太陽も、厚 い雲に隠れています。


窓の外の雪
舗道にわずかに雪のかたまりがのこっています

春の雪
雪はアスファルトには積もらず、すぐにとけてしまいます

春の雪
窓の外の雪 (撮影: 4月14日)

デッキの上の雪
 デッキの上の雪 (撮影: 4月14日)
窓の下を覗きこむように撮ると、雪のかたまりが木製デッキの上にのっかっているのが見えます
軒先にとどくほど大量の雪がデッキの上に載っていたので、デッキの一部が壊れているようです

4月11日に国際宇宙ステーション(ISS)を撮影した 後、ずっと曇りの日が続いていました。19日夜、久しぶりに快晴となりました。ベッドに横になったら、天窓から北斗七星が見えました。北斗七星を見ながら 眠りにつける のは、素敵なことなのだろうかと考えていたら、写真を撮ることにしました。ベッドを片付けないと三脚は置けないので、三脚なしで どんな写真が撮れるのか試してみました。

ベッドで横になりながら、手持ちのカメラで撮ったのが、下の写真です。北斗七星の7星のうち、柄の先の1つをのぞく6つが写っています。今のデジカメ は、こんな写真が写ってしまうんですね。フィルムカメラでは、考えられないことです。カメラはものすごく進歩したわけです が、それをどのように活かしてゆけばよいのか、活かすことができているのか、考えないとね。

三角屋根の家なので、2階は屋根の傾斜のため屋根裏部屋のようです。天窓をつけてあるので、日中光が部屋にあふれ、夜晴れていれば星を眺めること もできます。屋根の勾配をゆるくすれば、2階をひろく使えるのですが、屋根裏部屋のような空間も気に入っています。天窓ついでに、昨日のあられの写真を、 下に追加しておきます。

北斗七星
ベッドから天窓を通して見える北斗七星 (撮影: 2013.4.20 1:04 f=20mm F4 2sec ISO:6400)

あられ
天窓の縁にのる、あられ (撮影: 4月19日9時)

ISS
北極星近くを横切る国際宇宙ステーション (撮影: 2013.4.20 20:09〜20:14 f=20mm F4 20sec ISO:800 15枚合成)

4月20日、日中は晴れ、曇り、雨が繰り返し、冬目前の 時雨のようでした。夕方になって快晴となりました。国際宇宙ステーション(ISS)が北極星付近を横切るので、撮影のために石狩湾新港まで出かけました。 月明かりが あったのですが、空が暗いので、暗い星まで写っています。

レンズは20mmを使用しましたが、カシオペアと北極星とこぐま座を収めるのがせいいっぱいでした。カシオペアと北斗七星を1枚の写真に収めるには、もっ と広い画角のレンズが必要です。

ISS
北極星とISS (撮影: 2013.4.20 20:11 f=105mm F2.5 20sec ISO:800 7枚合成)

もう1台のカメラに105mmの望遠レンズで北極付近を 拡大撮影。天 頂付近に、上弦から2日すぎた明るい月がありましたが、空気が澄んでいて、11等級のかなり暗い星まで写っています。ISSの軌跡に歪があるのは、シャッ ターボタンを指で押した時に、カメラが動いたためのようです。リモートコードを使って、シャッターを切るようにすべきですね。

ISSはかなり明るく、木星よりも明るいくらいで、オレンジ色に見えました。赤みのある軌跡として写っています。

北斗七星
ベッドから天窓を通して見える北斗七星 (撮影: 2013.4.24 1:38 f=20mm F4 1sec ISO:6400)
北斗七星の7つの星が全部見えています。20日のときよりも
30分ほど遅い分、北斗七星が回りこんで天窓に収まりました。

最後の雪
 最後の雪 (撮影: 4月23日)
軒先にとどくほど大量だったのに、どんどん溶けて小さな雪のかたまりとなりました

最後の雪のかたまり
本当に最後の雪 (撮影: 4月27日朝)
家の裏側、日がささない日陰に残る最後の雪です。このあたりはすごい量の雪が
積もっていたので、コンポストは変形し、木製のデッキの板も折れてしまいました。
27日朝は小雨。この雨で冬の名残も消え、春になるのでしょう。
もうしばらく、朝晩は暖房が必要です。