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場 所: 内 容: 入場料: 主 催: 協 力: |
2011年3月15日(火)〜3月30日
〜4月21日(木) (終了しました) スウェーデン大使館 ギャラリー (東京都港区六本木1-10-3-100) ブリット・マリー・クリストフェションのニット作品 オステルヨートランド羊毛紡績のウール製品と創業30年の歴史 ニット講習会の教材キットはこちらをご覧ください 無料 スウェーデン大使館、オステルヨートランド羊毛紡績、ブリット・マリー・クリストフェション きぬがさマテリアルズ |
25年前、ブリット・マリー・クリストフェションは、スウェーデンの伝
統的なニット衣類から
集めた模様編みのコレクションを、「古い模様、新しいセーター、世界の編み物技術」展の一
部として展示しました。手編みが復興しつつある今、この宝物を再び陳列する時がきました。
1980年から1990年にかけて、ブリット・マリー・クリストフェションは、新しいセーターをデ
ザインしましたが、それらは、彼女がかつてまとめた伝統模様からインスピレーションを得た
ものです。今回の展示は、その中から選ばれたものです。今の編み人にインスピレー
ションを得ていただくこと、これが展示の趣旨です。 Twenty-five years ago, Britt-Marie Christoffersson presented her collection of patterns from traditional Swedish knitted garments in public for the first time, as part of the ”Old patterns, new sweaters, knitting techniques from around the world ” exhibition. Now, with renewed interest in hand-knitting, it is once again time to display this treasure. Between 1980 and 1990 Britt-Marie Christoffersson designed new sweaters inspired by the traditional patterns she had documented. A selection of these round out the current exhibition. The intention with this material is to inspire today’s knitters. |
30年前、ボリエ・ノルバリーとウッラ・カーリン・ヘル
ステンは、エーデスヘーグ市の郊外の
森の中に、オステルヨートランド羊毛紡績(Östergötlands Ullspinneri)を創業しました。彼
らのウールはジェニーの紡績機により紡がれ、毛布は複数のシャトル(飛び杼)を使うジャカ
ード織機で、スウェーデンテキスタイルの伝統に従って織られます。
展示会では、会社の歴史にしたがい、デザインと高品質に導かれる開発プロジェクトと事業に
ついてご覧いただきます。牧草地の羊から始まり、羊の毛布として仕上がるまでの製造プロセ
スを紹介するビデオもあります。二人は彼らの仕事を通して、消滅の危機にあるウール産業の
職人技を護り、スウェーデンの文化遺産のきわめて重要な部分を維持しているのです。 Thirty years ago, Börje Norberg and Ulla-Karin Hellsten started Östergötland’s Spinning Mill (Östergötlands Ullspinneri) in the countryside outside Ödeshög. Their wool is spun on a spinning jenny and their blankets are woven on a Jacquard loom with shuttles, according to Swedish textile tradition. At the exhibition you can follow the company history and learn about its development projects, an enterprise guided by design and high quality. There is a film showing the entire manufacturing process starting from their own sheep in the pasture to the finished blanket Bää. Through their work they preserve endangered industrial craftsmanship and maintain a vital part of the Swedish cultural heritage. |
オステルヨートランド羊毛紡績の入口 |
原毛 (Fine wool) |
セーター ”レークステーン”
デザイン/ウッラ・カーリン・ヘルステン (模様はヴァイキングのルーン文字) |
3月にはいり、「ニット&ウール展」まであと少しになり
ました。
3年前の展示会での驚きと感動を、もう一度味わえるものと期待しています。 展示会の前に目を通しておくと、より理解が深まると思われますので、参考資料を紹介します。
3.は、博物館に収蔵されている編み物作品などをもとに、ブリット・マリー・クリストフェションの研 究成果を、図案集としてまとめたものです。別冊として16ページの解説文が添付されています。日本ヴォーグ社に在庫があり、一般の書店や日本ヴォーグ社の 通販で入手できます。下線部をクリックすると、書籍紹介の詳細ページが表示されます。 4.は2部構成で、第1部はスウェーデンの伝統セーター25点について、模様と構造(どのような手順で作られているか)が 説明されています。第2部はそれらからインスピレーションを得てブリット・マリー・クリストフェションが新たにデザインし たセーター23点について、詳しい編み方が説明されています。アマゾンのマーケットプレースで購入できます。 2011.3.1 衣笠記
日本ヴォーグ社のご厚意により、ウェブ上で毛糸だまのバック
ナンバーの
記事を読めるようにしていただきました。下線部をクリックすると、ActionBrowserを通して記事が表示されます(2011.3.11)。
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ULL
& STICKNING
(Wool & Knitting) 「二つのものがたり、スウェーデンより」 2010年9月5日〜11月7日 シルケボー博物館(デンマー ク) (終了しました) 1981年に創立のオステルヨートランド羊毛紡績は、30周年を記念する展示会を、ブリット・マリー・クリストフェションとともに開催します。 展示内容: オステルヨートランド羊毛紡績の創立30周年記念展示 スウェーデンの伝統的な模様編み(ブリット・マリー・クリストフェション) 来る、2011年3月、東京のスウェーデン大使館においても、同じ内容の展示会が開催予定です。詳細がわかり 次第、このページでお知らせします。 リンク: シルケボー博物館 Silkeborgs Museum スウェーデン大使館 オステルヨートランド羊毛紡績 |